
ロンドンの多分カーナビーストリート周辺で見かけたメンズの靴を扱うお店のディスプレイ。
ただでさえ目立つ壺の上にさらに像を載せちゃうセンスが大好き。
この写真をとったのは多分半年〜1年ほど前で、でもこの間ロンドンに行った時もまだ健在でなぜにこの像が靴屋にあるのかはちょっとした謎。
リヤドロっぽい色使いだと思ったらホントにリヤドロでした。
壺の名前はconversation vase I で高さは52cm、上の人は the lover 1.
どちらもハイメ アジョンの2008年のリヤドロのファンタジーシリーズ。
http://www.camper.com/en
焼き物の方は白い靴に水色靴下だけどでもハイメさんの写真verの裸足に水色の靴のほうがインパクトあるわね。上着は前開きではないダウンジャケットだし。ひげの生えたおじさんが子供のおもちゃに乗って難しい顔。頭には鳩。手には♥の杖。なにがしたいのかわからないし不思議すぎる。
ハイメのスタジオのウェブサイト覗いてやっと合点が行ったことが2つ。
ハイメはほぼオールマイティーなデザイナーで椅子からクリスタルまで幅広く手がける38歳(2012現在)。私 がロンドンで見つけたお店はCamperという靴屋さんでCamper兄弟の作品+色んなアーティストとコラボレーションした靴を売ってる。そこにハイメ のデザインした靴(2つのデザイン、皮とエナメル、色は豊富)も出てる。ソールがキルティングプレス加工されてるのが特徴。
だからニワトリのオッサンの靴が水色なのは彼のデザインした靴を履いてるからで、ロンドンでふとハイメの置物に出会ったのはCamperがハイメのデザインを扱ってるからで、と なんとなく謎が解けた。
彫刻師はどちらもMarco Antonio Noguerón(2008)
上の緑のニワトリの乗り物;THE ROCKING CHICKEN RIDEはRaul Rubio(2008)
ということはハイメさんはデザインが提供でプロが型作り??
この壺と置きものを見た時は斬新なキャラクターと綺麗なリヤドロ風色使いに興味を惹かれて、その後これらがリヤドロの製品だと分かってリヤドロの’新しい風 を取り入れる’方針に感心した。今までリヤドロは古典的なスタイルに多少リヤドロエッセンスが加わったものしかデザインしないと思い込んでたけど、思い込 みって怖いわね。
焼き物/置き物という非実用的なジャンルで成功を納め続けてるリヤドロと比較的実用的な製品を作ってるのに倒産したウエッジウッドの経営&ブランドイメージ作戦の比較とかしてみたい。日本の子会社運営スタイルも気になる。気が向いたら調べる。
古典的な廃れることのなさそうなデザインはいつ見ても同じような雰囲気を醸し出してるけど、当時の流行最先端〜☆なデザインが10年、20年位経ってトレン ドから脱離して久しい物品をふと発見したときの あー、こんなのもあったな(遠い目) のちょっとガッカリするような恥ずかしいような気持ちはこのハイメの壺からも感じる日が来るのかな〜
意図的に’トレンドを無視して古典的な見方から見る’モードで見てみるけどするとふと「私の思ってる’古典的’な’普遍的’な美しさって私が勝手に作り上げ た尺度であって基準であって、普遍的なものが何かなんて解るわけは無いんではないか」という別のアングルの疑問が出てくるのでそろそろやめようと思う。







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